お知らせ
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2021.4.22

お知らせ

新型コロナウイルス感染症対策ガイドライン

1.授業日における学校での対応
(1)基本的な感染症対策
●家庭と連携した健康管理
・「健康チェックシート」を活用し、各ご家庭にて毎朝検温と風邪の症状の有無、同居家族の発熱の有無の確認を行っていただきます。
原則、37℃を超える発熱や風邪症状(咳、鼻水、倦怠感など)のある場合は登校を控えていただくことといたします。
ただし、体温に関しては平時の体温が高い場合など個人差があるため、登校の判断は各ご家庭でお願いいたします。
(37.5℃以上は自宅待機とします。)
・「健康チェックシート」は登校時に担任に提出し、担任がチェックをします。
●マスクの着用、咳エチケットの徹底
・学校生活においては、教職員、生徒ともに特別な指示のない限り、マスクの着用を原則とします。
マスクのない場合は、保健室でも準備をしますが、数に限りがあるためできる限りご家庭で準備をお願いいたします。
・夏期の気温・湿度や暑さ指数(WBGT)が高い中でマスクを着用すると、熱中症のリスクが高くなり命に関わる危険があるため、熱中症への対応を優先いたします。
・生徒本人が暑さで息苦しいと感じた時などには、マスクを外したり、一時的に片耳だけかけて呼吸したりするなど、自身の判断でも適切に対応できるように指導します。
・咳エチケット(咳やくしゃみをする際は、マスクの着用、ティッシュ・ハンカチ等で口・鼻を覆う、袖で口・鼻を覆う)を徹底いたします。
ハンカチやタオル等の準備をお願いいたします。
●手洗い、手指消毒の励行
・教職員、生徒ともに徹底した手洗い(特に登校時、昼食前後、トイレの後、共用の教材・器具の使用前後など)を行い、「一動作 一手洗い」を励行します。
・各手洗い場、トイレ等の手洗い石けんを増設し、各館入口にはアルコール消毒液を設置します。
・各階の手洗い場の混雑を避けるため、当面の間、技術室・美術室内の手洗い場を開放します。
●校内、共用器具の消毒
・多くの生徒が手を触れる場所(ドアノブ、手すり、スイッチ等)や、共用の教材・器具等は、教職員および清掃業者で 1 日 1 回以上の消毒を行います。
●教職員の健康管理
・教職員も毎日検温と健康チェックを行い、健康維持に努めます。
(2)教室での対策
●換気の徹底
・各教室の換気を徹底します。(教室の対角線上に 2 か所の窓を開放する、換気扇を活用する等)
・エアコンは室内の空気を循環しているだけで、室内の空気と外気の入れ替えを行っていないことから、エアコン使用時においても換気を行います。
授業中も可能な限り窓やドアを開けて授業を行い、授業終了後は担当者が必ず換気を行ってから退出をします。
●身体的距離の確保
・咳エチケットを徹底したうえで、生徒同士の距離を可能な限り保った座席の配置を行います。
・当面は、生徒同士が対面とならない形での教育活動を実施します。
(3)各教科等の指導における対策
●各教科における以下のような「感染症対策を講じてもなお感染のリスクが高い学習活動」については、換気、身体的距離の確保や手洗いなどの感染症対策を十分に行ったうえで慎重に実施します。
・各教科等に共通する活動として「生徒が長時間、近距離で対面形式となるグループワーク等」及び「近距離で一斉に大きな声で話す活動」
・理科における「生徒同士が近距離で活動する実験や観察」
・音楽における「室内で生徒が近距離で行う合唱及びリコーダー等の管楽器演奏」
・美術における「生徒同士が近距離で活動する共同制作等の表現や鑑賞の活動」
・家庭における「生徒同士が近距離で活動する調理実習」
・体育、保健体育における「生徒が密集する運動」や「近距離で組み合ったり接触したりする運動
(4)昼食時の対策
●食事前後の手洗い、各教室の換気を徹底します。
●昼食は、各教室で自分の席に座って食べることを原則とします。
●向き合って食べたり、会話をしながら食べることは控えるように指導します。
●アコールでの昼食は当面禁止とし、終日椅子を撤去します。
●校内コンビニエンスストアのカップ麺、アイスクリームは販売を中止し、ポットも撤去します。
●教室、アコール、コンビニ等の巡回を教職員が行います。
●昼食時、外したマスクを置く際の清潔なビニールや布等の持参をお願いいたします。
(5)登下校時の対策
●公共交通機関利用の生徒への指導
・マスクの着用、大声で会話をしない、乗車後の手洗い、顔を触らない、触った場合は手を洗う、乗客が少ない時間帯に乗車する等の指導を行います。
●スクールバスの対策
・車内換気を随時行うとともに、乗車前後で車内の清掃、消毒を行います。
・可能な限り利用者の座席を離し、それが難しい場合には、会話を控えることやマスクの着用を徹底します。
・乗務員の毎日の検温、健康チェックを徹底します。
●下校時はお店等への立寄りをせず帰宅するように指導をします。
(6)清掃活動時の対策
●共同作業を行うことが多く、また共用の用具等を用いるため、換気の良い状況で、マスクを着用した上で行うようにします。
●清掃後は、手洗いを徹底します。
(7)保健室における体調不良者への対策
●保健室内に人が密集することのないように、生徒の間隔をあけて、個々に応じた対応をします。
●発熱や風邪症状を訴える生徒と、そうではない生徒が出来る限り接触しないように、衝立、ビニールカーテン、別室の用意など、必要な対策を講じます。
●非接触性体温計の使用や、共用器具の消毒を徹底し、保健室内での感染予防に努めます。
●発熱や風邪症状のある生徒は、保護者連絡のうえ、早退をさせます。
特に発熱のある生徒は公共交通機関やスクールバスの利用を控える必要がありますので、保護者の方のできるだけ早いお迎えをお願いいたします。
●保健室、担任、保護者の方との連絡を密に行い、生徒の健康管理に努めます。

2.学校行事における対応
●鈴青祭(体育の部、文化の部)、合唱コンクールなど、生徒が密集して活動する学校行事について、実施内容や方法を工夫し、延期や実施が可能かどうかについて検討します。
●研修旅行については、今後の状況を見据えながら慎重に検討していきます。
状況を考慮し取りやめる場合でも、中止ではなく延期扱いとするように検討します。
●行事予定に変更が生じた場合は、速やかに生徒・保護者の方に通知をします。

3.部活動での対応
●生徒の健康状態を確認し、発熱等の風邪症状がある場合は部活動の参加を見合わせるよう指導します。
また、気温が高くなる時期は、感染症対策を講じた上で、十分な熱中症対策を行います。
●生徒が密集する活動や、生徒が近距離で組み合ったり接触したりする場面が多い活動、向かい合って発声したりする活動については、当面の間、密集せずに距離を取って行うことができる活動に替える工夫をします。
●できる限り部活動ごとに練習時間や練習場所を分散させ、人が密集しない環境作りに努めます。
●着替え時は、更衣場所を交代で利用するなど、密になることを避けるように指導をします。
●部室はできるだけ窓やドアを開けて利用し、常に換気を行うようにします。
●その他各部活動ごとに、必要な感染症対策を講じます。

4.生徒の新型コロナウイルス感染が判明した場合および発熱した場合等の対応
●生徒やご家族が保健所や病院の指示で濃厚接触者または PCR 検査を受けることとなった場合、または濃厚接触者の疑いがある場合は、すぐに担任または教頭まで連絡してください。
●生徒の感染が判明した場合又は生徒が感染者の濃厚接触者に特定された場合は、学校保健安全法第19条に基づく出席停止の措置をとります。
その場合の出席停止期間は、生徒本人が感染した場合は「治癒するまで」とし、濃厚接触者に特定された場合は、保健所等から指示された期間とします。
●生徒や教職員の感染が確認された場合、保健所による濃厚接触者の範囲の特定や検査に必要な日数・範囲での臨時休業の実施を県、市、保健所と相談し、至急お知らせします。
●濃厚接触者の特定に時間を要しない場合や、濃厚接触者がいない等の場合(他の生徒や教職員と接触していない場合)においては臨時休業を実施しないこともあります。
学校内で感染が広がっている可能性が高い場合などには、その範囲に応じて、校舎単位又は学校全体を臨時休業とする場合もあります。
臨時休業の期間は、部活動や補習などの課外活動についても中止します。
ただし、進路に関わる試験など特に活動を中止することが難しいものについては、参加する生徒や教職員が濃厚接触者や接触者でないことが確認された場合に、保健所と相談のうえ、参加について決定します。長期休業中に生徒または教職員の感染が確認された場合についても同様とします。
●生徒等や教職員の感染が判明した場合には、医療機関から本人 (や保護者)に診断結果が伝えられるとともに、医療機関から保健所にも届出がなされます。学校には、通常、本人(や保護者)から、感染が判明した旨の連絡をしてください。
●生徒に発熱等の風邪の症状がみられるときは、自宅での休養をお願いいたします。この場合の出欠の扱いについては「出席停止」とし、欠席扱いとはなりません。

5.感染への不安を理由に欠席をした児童生徒への対応
●感染への不安を理由とする欠席の意向が生徒や保護者の方から示された場合は、丁寧に聞き取り、本校の感染症予防対策をご説明いたします。それでも欠席の意向であれば、「出席停止」として取り扱います。
●欠席をした生徒には、オンラインや電話により諸連絡を行い、後日学習課題の提供や授業内容等の伝達を行います。
●欠席をした生徒の様子や欠席理由を、教職員間で適切に共有します。

6.医療的ケアが日常的に必要な生徒や基礎疾患等のある生徒への対応
(1)登校の判断
●保護者から登校の可否に係る健康状態等を確認するとともに、必要に応じて、主治医や学校医・医療的ケア指導医に相談のうえ、個別に登校の判断をします。
(2)医療的ケアの実施にあたっての注意事項
●手洗い、マスク及び使い捨てゴム手袋、必要時はフェイスシールド・白衣の使用を徹底します。
●生徒と長時間密接しすぎないよう、安全に配慮しつつ適切な距離を保つことを意識したケアに取り組みます。
●生徒の体調観察を行い、体調不良、発熱等の早期発見に努め、早期対応を行います。

7.感染者等、濃厚接触者等への偏見や差別、不確かな情報やデマへの対応
●感染症に対する偏見や差別はあってはならないことであり、適切な知識を基に指導します。
●SNS等での不確かな情報や根拠のないデマ等に惑わされることなく、確かな情報に基づき行動できるよう、またSNS等への書き込みで誹謗中傷することは決して行わないなど情報モラル教育を徹底します。

8.生徒の心のケア
●臨時休業の長期化による生活リズムや環境の変化で、不安やストレスを抱いていることが考えられます。
担任を中心に養護教諭、教育相談とも連携し、ホームルームや休み時間等に丁寧な観察や見守りを行います。
●専門的支援が必要な場合はスクールカウンセラーも適切に活用します。

9.家庭での過ごし方
●毎日の生徒の健康観察はもちろんのこと、家族に発熱、咳などの症状がある場合には、地域の流行状況を踏まえて、生徒の登校を控えることも考慮していただきますようにお願いいたします。
●休日においても、不要不急の外出を避け、仲の良い友人同士の家庭間の行き来を控える、家族ぐるみの交流による接触を控えるなど、家庭での感染拡大防止にもご協力をお願いいたします。

以 上