自ら問題を発見し、他者と協力して解決していくための力。今、まさに進行中の教育改革が目指している力です。そのベースとなる「学力の3要素」をどのように育み、社会課題に結びつけるのか。鈴鹿高校ではキャリア教育を進路指導の基点にして、どのように学び、どのような力を身に付けるのかにこだわります。社会や産業構造、職業の在り方そのものが大きく変化していく、その変革の時代を生きる皆さんは、社会とのつながりを意識した学びが大切です。鈴鹿高校には、生徒の多種多様な進路希望にずっと向き合ってきたからこそできるキャリア教育があります。
学力の3要素を獲得するためには、入学初期の段階において学習スタイルを確立させることが不可欠です。電子黒板等のICTを活用した授業の工夫、スタディサプリやオンライン面談など家庭での学びを習慣化させるための取り組みにより主体的な学習ができるようになります。
近年の研究において、学習成績が向上した生徒は自身の学習を振り返り客観的にとらえる「メタ認知」を持っていることがわかっています。様々な活動を、KASAフレームワークに基づいて振り返り、ポートフォリオを記述・評価・発表することでメタ認知能力を鍛えます。
未来社会「Society 5.0」。 AIやIoTなどの技術革新や、グローバル化が進んだこの超スマート社会がやってきます。変化する社会のニーズに合わせて新しい学問も次々と誕生しています。このような時代に対応できる、普遍性の高い学びとその習慣を身に付けることが必要なのです。鈴鹿高校が取り組んでいる主体的・対話的で深い学びは確かなキャリア感を育みます。社会で活躍するために「何」を「どのように」学びたいのかが評価される大学入学者選抜改革に対応できるよう全力でサポートする体制を整えています。
養護関係の勉強もできますか?
看護医療系クラスの総合的な学習(探求)の時間の中で学ぶことができます。
どんな資格がとれるのですか?
資格を取るのは卒業後になりますが、保育士に必要なピアノの実習や、コミュニケーション能力を養うのに必要なことを、実習などを通して学ぶことができます。
進学先はどのようなところがありますか?
看護医療、幼児教育関係はもちろん、4年制大学や短大、専門学校、就職と多彩な進路先があります。