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2018.12.17

「Yahoo!ニュース 本屋大賞ノンフィクション本大賞」


今年初めての試みとして、Yahoo!ニュースと本屋大賞が連携し、ノンフィクション作品を対象とした部門賞を新設し、大賞作品の発表がありましたのでご紹介
以下、ノミネート10作より角幡唯介『極夜行』(文藝春秋)が「Yahoo!ニュース|本屋大賞ノンフィクション本大賞」に選ばれました。

Yahoo!ニュース | 本屋大賞ノンフィクション本大賞 ノミネート10作(作品名五十音順)
『一発屋芸人列伝』 山田ルイ53世(著)
『軌道 福知山線脱線事故 JR西日本を変えた闘い』 松本創(著)
『極夜行』 角幡唯介(著)
『告白 あるPKO隊員の死・23年目の真実』 旗手啓介(著)
『日航123便墜落の新事実 目撃証言から真相に迫る』 青山透子(著)
『ノモレ』 国分拓(著)
『Black Box ブラックボックス』 伊藤詩織(著)
『モンテレッジォ小さな村の旅する本屋の物語』 内田洋子(著)
『ユニクロ潜入一年』 横田増生(著)
『43回の殺意 川崎中1男子生徒殺害事件の深層』 石井光太(著)
2018.12.14

今月のEMC司書オススメ本!③


今年最後を務めますのが、内田さんです!

『ここはばんこ焼のまち!—萬古焼の町から魅力的なモノ・ヒト・コト』 内田 鋼一【監修】
四日市を代表する産業のひとつ「萬古焼」。
国内シェア80%を誇る土鍋や、深い茶色がシックな紫泥の急須などが有名です。
みなさんのおうちにもあるかもしれませんね。
以前、京都に住んでいたとき、古い茶舗の店 先で煎茶を買おうとあれこれ相談していると、そこのご主人が「この急須、地味やけどお茶が美味しく入りますのや。お茶好きの急須ですねん」と教えてくれました。
県外の方々のほうが案外詳しかったりもして。
急須や土鍋以外にも萬古焼にはいろんな製品があります。
海外輸出品や、戦時統制下では「こんなものまで⁉」と驚くようなプロダクトも。
ポップなレイアウトだし、四日市周辺のグルメ情報も載っていたりします。
三重県のテーマ・スディなどの参考にもどうぞ。
2018.12.13

今月のEMC司書オススメ本!②


続いては、大塚さんからの紹介です。

『源氏物語 中 (池澤夏樹=個人編集 日本文学全集05)』 角田 光代【訳】
『源氏物語』を読んだことがありますか。
谷崎純一郎、瀬戸内寂聴などの 現代語訳で読んだ、大和和紀の漫画『あさきゆめみし』なら読んだという人も多いのではないでしょうか。
ここで紹介する角田光代訳『源氏物語』は、文に適宜主語を補い、敬語を省略して訳してあるため、現代小説のようにさらりと読めてしまいます。
今の時代と変わらない恋愛、結婚、出世など人の一生にかかわる人間模様が描 かれていて、とても千年も前に書かれたとは思えない瑞々しさです。
この人、なんか私に似ているなと思えるキャラクーもいるかも。
実は角田訳『源氏物語』は現在進行中。今は「上」(EMC所蔵)、「中」まで出ていて、「下」は来年秋に出版予定。
長期計画で読んでみてね。
2018.12.12

今月のEMC司書オススメ本!①


本日より3日間連続で掲載しちゃいます! (2018年12月 EMC NEWS LETTERより抜粋)
今月のトップバッターは黒川さんです!

『認めて励ます人生案内』 増田 明美【著】
マラソンや駅伝のテレビ中継の解説者でおなじみの増田さん。
元オリンピック選手であったことを中高生の生徒さんは知っていますか?
女子マラソン界の先駆者と言えますでしょうか。
美しい日本語で語る彼女は昨年、朝ドラのナレーションも務めてましたね。
この本は読売新聞「人生案内」5年分の記事で、心温まると評判の名回答、100本を選んで載せたものです。
人生相談には、「部活、真剣なのは私だけ」「男子の暴言許せない」「自己中心的… 友達できるか」「何してもつまらない高3」など。
説教でもなく哀れむことでもなく、相談者を受け止めて、分析は的確に、ダメなところはハッキリ伝え、自らの体験談を交えて提案しています。
どんな相談にもまず良いところを褒めます。
増田さんのやわらかい声が聞こえてくるようです。
2018.12.11

冬休み中の貸出


今週より年末年始休業の関係で、今週の貸出より返却期限が2019年1月8日(始業式)となっています。
4週間近く借りることができるので、冬休みの友に1冊本を借りませんか?