鈴鹿中等教育学校が選ばれる9つの理由
chosen reason


ボランティア活動を楽しもう

本校は、生徒に井の中の蛙とならず広く世の中の在り様を知り、社会性を少しでも養ってもらおうと願って、学校の外での活動を奨励しています。例えば、各種コンテストや資格取得検定への挑戦、ボランティア活動などです。校外の同年代の中高生あるいは大人との触れ合いによって何かしら気づきを得て、刺激を受けたり学んだりすることで、自己を深く見つめるきっかけができ、さらなる成長へとつながると考えます。
昨年度(令和5年度)、4年生は学年の取組としても、ボランティア活動を大いに奨励し、多くの生徒がそれに応え様々なボランティア活動に主体的に参加しました。学年の生徒数121名の内、72名が少なくとも1回は参加し、延べ参加人数356名ですから、1人あたり平均して5回参加した計算になります。延べ参加日数が75日でしたから、年間52週の内、考査期間中などを除くとほぼ毎週土曜日、日曜日に誰かが参加していると言っても過言ではありません。
参加回数が一番多かった生徒が35回、次に、28回、25回、21回と続きます。
活動内容は、ボッチャなど障がい者スポーツの練習や試合運営の手伝い、子どもの学習や農業体験の支援や子ども食堂運営、海岸清掃活動、スポーツイベント運営、地域のまつり運営、子どものキャンプの手伝いなど多岐にわたっています。
数多くボランティア活動に参加した生徒の話を聞くと、人の役に立ち喜んでもらえる、子どもが慕ってくれる、子どもといっしょに過ごして楽しい、運営者に次回もとあてにされる、お手伝いなりに達成感を味わえるなど実に生き生きとした表情で喜びを語ってくれました。私は、このような生徒の心意気に心から敬意を表するとともに誇りに思います。



青春を心から楽しもう

生徒が学校生活でもっとも楽しみにしている行事のひとつは文化祭です。本校では鈴青祭(れいせいさい)文化の部と言いますが、中高一貫校の利点を活かした本校ならではの心から楽しめる学園祭です。
昨年度の様子を少し紹介します。1日目は、イスのサンケイホールでのステージ発表です。ミュージカル仕立ての英語劇、クイズ大会、ダンス、講談、吹奏楽、科学ショー、リアプロジェクション式3Dライブ(映像を透明フィルムに投影して、目の前で実際に踊っているかのようにキャラクターを立体的に見せる映像方式)など実に多彩な出し物でした。
一生懸命に演じ、真剣に取り組む生徒に対して、見る側の生徒は惜しまず声援を送ります。まさに一体となって盛り上げ、皆で心から楽しみました。とりわけ、コロナ禍明けで、しっかり充電された昨年度のステージは本校生徒の底力を強く感じさせるものでした。
2日目は、学校において、学年、クラス、有志などの出し物を楽しみました。ダンス、バンド、劇、模擬店、吹奏楽部のミニコンサート、美術展、放送部ライブ、巨大迷路、ボッチャ等様々。加えてキッチンカーにも参加してもらいました。
このような活動をリードするのは生徒会執行部と有志が集まる実行委員がダイナミックに活躍し、その力が全校に波及していきました。生徒の皆さんが主体的に取り組み、楽しんでいる表情を見ると、とても幸せな気持ちになります。




鈴鹿中等教育学校が選ばれる9つの理由