2024.7.17
学校生活
英語模擬国連(JEMUN2024)への参加
鈴鹿中等教育学校3年生から5年生の有志生徒8名が、7月13日(土)~15日(月)に、近畿大学で開催された「JEMUN2024(Japan English Model United Nations)」に参加しました。
今年度は、高校生の部で「国代表(Delegates)」として6名、学生ボランティアとして2名が参加しました。
この日に向けて、4月から毎週、放課後の時間に集まって、議題や担当国についてチームで協力しながら調べ上げ、ポジションペーパー(議題に対する担当国の意見をまとめた報告書)を英語で書き上げ、準備を進めてきました。
そして、この3日間は各国代表として、国際的な社会問題について考え、英語で議論しながら、決議案を作り上げていった先輩の姿が特に印象的でした。
(実際に参加した先輩たちの感想は最後に掲載します)
私はボランティアとして、大会運営のお手伝いをし、その時に一緒の担当になった近大生の方の留学した経験なども聞くことができ、将来についても考えることができる貴重な経験ができました。
チームで準備を進めてきた成果が実り、3日間のイベントを通じて、様々な人たちと出会い、学び、成長した姿で鈴鹿へと帰ってきました。
今回の経験を糧にして、来年度は、さらにレベルアップした姿で、JEMUN2025に参加できるよう、1年間かけて、ワンチームで準備を進めていきたいと思います!!!
(文責:3年 木﨑皓介)
<参加した先輩の感想>
①藤原明未(4年)担当国: ブラジル
【1日目について】
1日目で最も印象に残っているのは、テーマについての自国の問題点を紹介するプレゼンテーションを行ったときです。
すべてネットで調べた情報をもとに作成したので、正しいかどうか自信がない情報も含んだため、自信を持ってハッキリと伝えられたところと、確信がないために曖昧に言ってしまったところがありました。
緊張もしていたのであまり内容は伝わらなかっただろうなと思っていたら、後でみんながちゃんと要点を理解してくれていたことが分かりました。
おそらく、話に強弱がついたことになったのだと思います。
その瞬間が本当に嬉しかったです。
②中川翔暉(4年)担当国:オーストリア
【2日目について】
2日目で、一番印象に残っているのは、ゲストスピーカーのShunさんとCRAZY COCOさんの2人の話を聞いたことです。
お二人は、英語を使う仕事をされていて、体験談やアドバイスをしてもらいました。
③濱口英汰(5年) 担当国: コスタリカ
【3日目について】
3日目は、投票や議論など、自分の国の意見に基づいてよく思考する機会の多い日でした。
そこで最も感じたのが、自分の主張を明確に持つ大切さです。実際いままでの人生では自分の考えをはっきりと持てなかったり、あえて隠したりするような機会もありました。
ですが、この一日を経て、主張を持つことがどれだけの力になるかを改めて知りました。
これからの人生では、この経験で学んだことに基づき、他者の主張に押しつぶされないようなはっきりとした意見を持って生きていきたいと思います。
④村岡紗羽(5年)担当国: オーストラリア
【英語について】
英語なしでは、JEMUNで過ごした三日間のすばらしい体験は経験できなかったと思います。
ディベート中に自分の意見をはっきり他の国代表に言えたのは、最初の紹介から投票までの全ての手順が主に英語で行われたおかげだと思っています。
同じテーブルのグループで交流する機会があった時も、ディベートと模擬国連、英語に対する同じ情熱が、私たちを団結力の強いチームにしてくれたと私は信じています。
⑤内田昊志(4年)担当国:カタール
【交流・出会いについて】
会議後に同じテーブルで議論をした人たち、同じ地域の人たちとたくさん話をしました。
色々なところから集まっていたので、地元の話で盛り上がったりしました。
インスタグラムのアカウントを交換したので、これからも交流が続いてほしいと思います。
⑥森本蒼都(4年)担当国:イタリア
【全体総括】
英語力と背景知識が要求される場だった。
様々な問題に素早く正確に対応する力や積極的に話を持ちかけ、分からないことは周りに聞く勇気などを非常に高いレベルで求められる。
話を聞いてるだけでも経験値を得られた。
これらの経験を活かし今後の英語学習に役立てていきたい。