2022/5/30
令和3年度ときめきサポート制度を利用して夢にチャレンジした4組の生徒が、その成果を発表しました。
1 ときめきサポート制度とは・・・
中等教育学校・高等学校生活で「新しいことに挑戦してみたい」という生徒の思いが実現できる制度です。
学園は、生徒が知的好奇心を充足させるために自主的に企画を立て応募した研究活動や、社会貢献活動を審査し、採択されれば活動支援や活動費用(1件につき上限20万円)の支援を行います。
2 発表グループ及び内容
〇「石像から世界へ」 高等学校1年特進コース31名
アジアリサイクル貢献活動(文具・衣類等の寄付)の他、SDGsをテーマに4つのグループ活動を実行し、知識はあっても行動に移せない人を「石像」とし、行動することでその殻を破った。
・SDGs6・・環境に無害な洗剤の検証及び節水
・SDGs13・・エアコンの設定温度を管理し、電気の節約及びCO2排出量減を検証
・SDGs14・・プラスティックゴミを減らすためにマイバッグを使用、MSC認証マーク
(海のエコラベル)を知る。
・SDGs15・・地域の魚や自然を守るため、学校周辺の清掃活動を行った。
〇「夢と希望の講談会」 INOUE Dream R and K メンバー5人(中等2年生)
古典文学や歴史を総合的に活かすことができる日本の伝統文化「講談」について学び、自ら演じることで周りの人たちに講談の面白さを伝え、ひいては伝統文化に興味を持ってもらおうと取り組んだ。
〇「SDGsを少しでも達成に導く」 前山 裕哉(中等2年生)
SDGs 11「住み続けられるまちづくりを」の達成に近づけるため、自分の住んでいる地域の清掃活動を行った。
活動を通して、自分の住んでいる街を自分たちで良くしていくことの大切さを実感し、今後も積極的にボランティア活動に参加したいと考えるようになった。
〇「「鈴鹿」から見える景色を、全国に届けたい!」 動画編集部隊 メンバー3人(中等2年生)
動画配信を通じて人の役に立てるよう、校内の動画の企画・撮影・編集を行った。
文化祭など学校行事を撮影し、自ら編集した動画を学校説明会で上映したり、弁論大会の様子を全クラスに配信した。
また、ドローン操縦練習や(株)CTYを見学して技術向上を目指した。
3 発表会には、ときめきサポートをきっかけとした活動で在学中に内閣総理大臣賞(イオンエコワングランプリ)を受賞した卒業生落合真弘さんが飛び入り参加し、各発表グループへの講評及び発表生徒の質問に答えるなどアドバイスをしてくれたことにより、発表生徒にとって興味深く充実した時間となった。
4 令和4年度ときめきサポート制度は、ただ今募集中です(申込期限:令和4年6月10日(金)まで)。
今年も多くの応募を待っています。