2015/11/17
11/14(土) ミニ説明会③
中学3年生を対象に第3回目の『ミニ説明会』を行いました。あいにくの雨の中でしたが、60名を超える生徒・保護者の皆さまにご参加いただきました。
前半は鈴鹿高校の魅力について放送部の司会で説明した後、各コースの特徴について、また入試についてスライドで説明しました。また、後半は希望別に教室に分かれ、理科・国語の入試問題解説会を行いました。
<理科・西飯先生>
昨年の問題をもとにどの程度勉強するべきか話しました。そして、50分間の中で、「何かを得て帰ってもらいたい」という気持ちで、解説する問題の周辺に話を広げて説明しました。特に、「選択肢を選ぶテクニック」「顕微鏡の使い方」「細胞分裂のしくみ」「速度の計算」「南中高度の計算」を入念に解説しました。
理科の問題は、すべて教科書から出ています。教科書のすみずみまで理解する事が大切です。皆さんには、各問題の正答率を紹介しながら解説しました。特に、正答率が7割以上の問題は、絶対正解したいところですね。正答率が5割程度の問題は、得点差につながります。正答率5割の問題は、「正しい組み合わせを選ぶ問題」と「教科書通りに計算したら解ける計算問題」です。計算問題から逃げるか、それとも、頑張って解けるように訓練するかが勝負の分かれ目になるのです。解答を覚えるというより、解答を導く根拠を丁寧に理解していってください。
<国語・前田先生>
国語という教科の必要性についてお話ししました
・国語という科目は、全ての教科の基盤になる科目である
・国語力は、社会に出てから必要になるものである
*国語力とは 読む 書く 伝える に「思考力」を足したもの
→この力を育成するために、鈴鹿高校では「論理コミュニケーション」の授業を行っている。
その後、入試問題の解説と、それに対する勉強法を教えました。
・現代文の問題の半分は漢字や語彙に関する問題
→基礎的なことをしっかり勉強しておこう。
・小説は登場人物の心情を読み取っていく
→問いを一つ解説(傍線部の前後の気持ちの動きを追う)
・評論文は作者の考えを整理していく、接続詞に注意する
→問いを一つ解説(傍線部の内容から吟味すること。聞かれていることはなにか)
・古文は文脈から単語の意味を推測する
→問いを一つ解説(傍線部の前後から文脈を推測する)
Qどうやって勉強すればよいか?
A:本や新聞などの文章を読む。その中で漢字や語彙、表現に触れ、知識を蓄積していくポイントはとにかく分からないことがあれば「自分で調べる」こと。
★後半の問題解説では、鈴鹿高校の教員が丁寧な解説やアドバイスをしてくれます。
≪参加者の声≫
・各コースの特徴がよく分かった。
・説明がわかりやすく、子どもに目標を持たすことが気に入りました。
・入試過去問の解説がわかりやすかった。
・苦手な理科が、よくわかってよかった。
・入学してからの流れがわかりやすかった
鈴鹿高校のミニ説明会も残すところあと2回となりました。
(後半の問題解説だけにご参加いただくこともできます。)
窓が大きく、明るい校舎での授業を体験するチャンスです。
皆さんのご参加を心よりお待ちしています!
【ミニ説明会 今後の日程】 いずれも10:00 ~ 12:00
11/21(土) 英語 理科
11/28(土) 数学 社会
お申込みは…
お電話 059-378-0307
Fax 059-378-0378 申込用紙(PDF)を送信してください